パン屋で自分を見つめ直した

2024/03/31

ずっと気になっていたパン屋さんへ行ってきました。

店内3組限定、人数制限5名まで。

お店の入り口から続く行列は静かで行儀がいい。

一体どんな接客をされておられるのだろう。

入った瞬間の空気の優しさ。

一人一人に話しかける店主。

説明が丁寧。

あれとあれはどう違うんだろうとあっち見てこっち見て迷っていたら、その二つの違いも説明してくださった。

私の目線まで見て即座に欲しい答えをくださる。

種類がたくさんで、ん－ーーーーぜんぶ食べたいーーーと思わず声に出してしまった。

「ゆっくりでいいですよ」と笑ってくださった。

外にまだあんなに列をなして待っておられる方々がいらっしゃるにもかかわらず目の前の私一人を見てくださっている。

外出先で、まさかパン屋さんで

言われたのは初めてかもしれない、

「ゆっくりでいい」

泣きそうになりました。

約1時間並んだ時間すら愛おしくなる、時間と接客と美味しさすべてをひっくるめて美味しい満足感。

私自身も提供する側の人間。

店内の人数制限の少なさの意味。

長い行列を静かに待つ人たちの気持ち。

店内の緩やかで優しい空気感のワケ。

納得がいく。

勉強になりました。

自分を見つめ直す良い機会になりました。

以下、メモを貼り付けます。
長くて読みづらいのはいつものことだけど読みづらくてごめん。

わたしもクライアントさんにはいつもゆっくり構えていてほしいと思っています。タイミングや時は必ず来る。逃したものにはきっと意味がある。自己主張が苦手で優しくて弱くて強くて、弱い部分を外にうまく出せないクライアントさんが多いのもいつも私を見ているようで抱きしめたくなる。それでいいんだよ、全部あなただから誰かに否定されてもそのままで、直すところはわたしがしっかり伝えるから安心して。相談内容がぜんぜんまとまってなくても、たとえ占いで禁忌だと言われている事柄を相談されたとしても門前払いはぜったいにしない。そこに潜む心の奥にある悩みを視ることがわたしに出来ること。この仕事を始めて「自分を受け入れること」「他人の価値観を尊重すること」が体感として分かりました。不勉強なところもまだまだあるしー生勉強は続くけれどクライアントさんからどれほど大きなことを学ばせていただいたのだろう。先日、同業の方から集客についてお話を聞く機会がありました。わたしの集客方法（発信するときの言葉の使い方）はダメだとはっきり言われました。セッションさせていただく、ご依頼をいただける、検索で見つけていただける、有難いお言葉を頂戴できる、SNSを見て連絡をいただける、これらすべて受け身だから直したほうがいいと言われました。お客様に対して、させていただくという姿勢でいたらダメだよということ。言われてから数日間ずっと考えてました。こっちからこうしてやる、という能動的な姿勢でないと向こうからは来ないという考えも分かるしあまりにも受け身で来たからこそ商売下手とクライアントさんに笑われることもあります。でもやっぱり私は私。大切にしている想いはそのままに少しだけ動き方を変えてみている。変え方と動き方はたしかに遅くてゆっくり。同業のその方から見ればダメなとこだらけなのだろう。それでも。相談してくださって、お話を聴かせていただいてありがとうの想いは持ち続けていきます。つい先日の自主企画オンラインイベント、そしてその後のパン屋さん。今年はコミュニケーションをもっと取れる方法を考えてゆく。コミュニケーションが苦手なわたしがここまでやってこれたのもクライアントさんや広めてくださった皆さまのおかげ。メニューや講座をご要望くださったクライアントさんたちのおかげでわたしが居る。一つ一つのセッションを丁寧にするほかに出来ることは。これから出逢うであろう人へどうやって声を届けようか。苦手なうえで何ができるのかもっともっと考えて行動に移してゆきます。読み返さないでつらつらと書いた今日のメモそのまま置いておくね。読みづらくてごめんよー。嘘が嫌いで苦手で不器用なわたしの心のなか隠さないで書いてきた。いままでもこれからも。ありがとう。それじゃあ、またね。

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