排除こそが
数年前に観に行った展示会場で映画の撮影をしてまして
偶然、インタビューを受けました。
インタビューをそのまま使っていただいた映画がアメリカの映画祭に出るというニュースを読みました。
ずいぶん前ですが日本での公開時に観ました。
ウェット&メッシーをテーマにした展示について感想を言っている映像を想像以上に長い時間使っていただいています。
私のところには性的少数者の方々からのご相談も寄せられます。
友人・知人にも性的少数者(なんかこの呼び方ヤだな)がけっこうな人数居て
私はなにも思わずふつうに接しているのだけど
まだまだ周りからの偏見や差別を耳にしたり目にしたりします。
実際に接して話してみないと分からないこともある。
存在を知って、想像するだけでも見方は変わるかもしれない。
こちらの記事に書かれていた
「排除」こそが
最も大きな社会の「障碍」
この言葉だけでも心にとめておくだけで
周りの人をみるときに一旦立ち止まって考えられるかもしれません。
LGBTQ、異性装、身体改造、ウェット&メッシーなど、理解されにくい性的少数者たちを映像に収めたドキュメンタリー「凍蝶圖鑑(いてちょうずかん)」。アングラ界の著名人が続々と登場、自身の性を受け止め、生を謳歌する彼らの姿は、純粋で愛に満ち溢れ美しい。一括りに「変態」と蔑まれる人々から見えてくるものは、人間の尊厳と慈愛だ。パリで上映された際、熱狂的な支持を受けた禁断の問題作。
監督は、マイノリティーや差別問題などを撮り続ける田中幸夫。集団から追いやられた人々にスポットをあて、彼らも同じ社会の一員であるというメッセージを送る。田中監督は、「このドキュメンタリーでは、誰もが顔を隠さず、堂々と自身の思いを語ります。彼らは我々の心を写す鏡。多様性のある社会を目指す時、『排除』こそが、最も大きな『障碍(しょうがい)』なのです」と話している。
もし今後どこかで観る機会があれば、私のインタビュー映像もぜひお楽しみに。
もし独りきりで悩んでいる人が居て誰にも相談できずにいたら
すこしでも心軽く、あなたらしく生きていけるお手伝いをさせていただきます。