SNSで発するマイナス発言

2017/11/13

TwitterなどのSNSで「死にたい」と発言していた人たちを狙った事件が起こりましたよね。

私も過去に鬱病だったり、夫の勤めていたブラック会社が退職させてくれなくて夫婦ともども心身疲れ果てていた頃に
SNSに死にたいと書いて、気持ちを鎮めていました。
自殺したいわけではなくて、生きるのがつらい、死ぬほどつらい出来事があった、でも生きたい、でもどうしたらいいのか分からない、といった複雑な気持ちでした。
気持ちを吐き出すのはとても大事で、書くだけで冷静な自分が戻ってきて解決策を考えたり、心配した友人が電話とかメッセをくれたりしていました。
おかげで現在生きています。
「解決策を知りたい」
これでした。
でも気持ちをポンと出すと、死にたいだったんですよね…。
死にたい以外の言葉が発せないくらい追い詰められていました。

今の仕事を始めて驚いたことがあります。

仕事を始める前は、カラーセラピーや占いは自分を知りたい人や恋愛で彼の気持ちを知りたい人などが来るのだと思っていました。
妹に勧められ面白そうだなと思って過去に一度だけ占いに行ったことはあるのですが、占い師さんに「恋愛運をみてください」と頼むと「〇年後に〇〇な人と結婚しますよ」と言われました。相談ではありませんでした。相談をするところだとは思ってませんでした。
雑誌の後ろのほうに付いている占いのコーナーにも何月はこういう月になるよ、ラッキーアイテムはこれというふうに悩み相談室では無かったし。
といった少しの経験から、占いに限っては「相談」よりも「未来をみてほしい」「運勢をみてほしい」「彼の気持ちをみてほしい」というクライアントさんが来るのかなあと思っていました。
が。
が。
死にたいという相談も多くて。
死にたいわけではなく、死にたいくらい辛いという人たち。
つらくて、誰にも相談できなくて来ましたという人たち。
それなら今の状況を変える方法をみていきましょう、となります。
死にたい気持ちを吐き出し、これからしていきたいことを話すだけで元気になっていく人たちもいます。
あとは周りの人に素直な気持ちを言えない人もたくさんいる。
私はただ話を聴くだけではなく、「いま出来ること」「解決策」も導き出しています。
占い師としてカードで過去・現状・未来・課題をみることも出来る。
セラピストとしてクライアントさんの潜在意識が望んでいる未来を導き出すこともできる。
いまの課題と行動方法、意識の持ち方、物事の捉え方の変換方法もお伝えすることができる。

「死にたいと言ってはいけない」ような場所にはしたくない。

Twitterの規制も厳しくなると嫌だなあ。

倒れている人を見たら声をかけるように
「死にたい」も発した人の「助けてのサイン」だと思って
居場所として仕事をしていきたい。

居場所。

心のよりどころ。
駆け込み寺と言ってくださるクライアントさんたちも居ます。

心に触れる。
人生に触れる。

私も命を懸けて相談と向き合っています。

長々と書いちゃいましたが、以下の記事を読んで思ったことです。

感情に蓋はしないでほしいな。

孤独を感じても、ぜったいに独りではない。

もしSNSで「死にたい」を見つけたら…精神科医が語る、みんなにできること
https://www.buzzfeed.com/jp/satoruishido/toshihiko-matsumoto?utm_term=.fnOveMj3D

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阿部
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