息の仕方は作れるのだと知ったのは最近のこと

2016/02/16

私にしては忙しく過ごす日々がすこし続いています。
皆さまいかがお過ごしですか。

忙しく動いたあとにはたっぷりの休養時間を
何もせずただただ眠る時間を取らないと
仕事に支障が出てしまうくらいぐったりしてしまうので
動いたあとは丸一日はぜったいに休む日を作っています。

生まれつき心臓に持病があるというのもあって、すこし動いただけで脈拍が100を超えるんですよね。若いころはまだ肉体の若さがあったからか無理は効いたのですけど40前となると無理も効かなくなってきて休むときには休むを徹底しています。
いまの仕事の働き方がとても合ってる。
これでもし企業に就職して週5で働いてたらと思うとぞっとする。
坂道を早歩きしただけで発作が起きるのは中学生の頃からだったし、そういうのを振り返っていくと、よく学生時代を他の生徒と同じように過ごせたなあと思う。
しょっちゅう微熱出して寝込んでたけど。

私たちが小中高の頃はまだまだスパルタな教育（今でいうところの組体操が廃止にならないのと同じなのかな）で、たとえば体育の時間に先生が設定したノルマを達成しないと放課後まで残らされて暗くなるまで鉄棒なんかをさせられたり。給食を時間内に食べられないと掃除の時間も次の授業の時間も一人だけ食べ続けられさせられたり酷い時は廊下やベランダに机ごと出されたりしましたね。懐かしいというか現代だったらモンスターペアレントが黙っていないのかも。でも当時はそれが当たり前で、先生や学校や同級生は絶対的な存在で正しかった。歯向かってはいけなかった。今の私だったら、反論してますね。骨折する生徒がいる授業を続けるのは別に構わないけど、その運動を全員に強制するのはおかしいだろうと。食べ物の好き嫌いや食べる量や速さが違うのは生徒それぞれ違っているのが普通で、速さは本人ががんばればなんとかなるけど泣きながら食べるくらい辛くても友達が見張っていても「残す」と言って給食室に自ら食器を片づけに行ったり。するよ。今なら。
広い世界を知ったから。
狭かったんだよね。
学校のなかがすべてだと思い込んでた。
他の人と違う生き方は許されないと思い込んでた。
個性個性言うくせに、違ったことをすると怒られた。
それでね、学校を出ると自分で決めないといけないでしょ。
皆とおんなじことばっかりしてきたら、分からなくなっていたの。
馬鹿正直だから、言われたとおりにしてたら自分が無くなっていた。
気づいたのは社会に出なきゃいけなくなった19歳の頃。
あれ？わたしはこれからどうしていきたいんだろう？
って分からなくなってた。
そこからうつ病になってしまって長い引きこもり期間。

パソコンのインターネットのなかでたくさんの人と出会って、たくさんの考え方を見た。知った。教わった。

選べるようになった。
自分の生き方を選べるようになった。

周りから「怠けている」と見られていたとしても平気。
これが私に合った生き方であり、働き方。

らくに息をするのが目標。
まだ、ときどき周りと比べて苦しくなることもある。
でも、道はたくさんあるから。
知らない道もまだまだあるから。
自分に合う、らくな、息しやすい環境は作れるから。
だいじょうぶ。

今週は出張セッションと占いハウス出演。

撮影のあとおもっきり寝た。
体が自然に眠ってくれるようになってる。
起きると疲れは抜けて、動けるようになってる。
ずいぶん時間をかけてここまで来れた。
無理をしない
をちゃんと出来るようになった。

大阪に来てからの七年を振り返って、本当の自分に還ってきているのを感じてる。

自由にさせてくれる家族と友達にありがとう。
たくさんの学びと愛をくれるお客様たちにありがとう。

あなたに合う生き方と働き方が見つかりますように。
いっしょに見つけていこうね。
息をしやすい環境を作る方法を考えようね。

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阿部
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