相変わらず季節に敏感でいたい
秋の空の下、くるりの「東京」を思い出しながら考えてたことをつらつらと書きます。
毎週録画して観ていたドラマ「幸色のワンルーム」も最終回を迎えました。
謎もいくつか残ったまま。
1話30分では足りない、1時間ドラマで観たいストーリーでした。
サチの視点からすれば、あのラストは幸せ。
私にとっての幸せが誰かの幸せとは限らない。
誰かにとっての幸せが私の幸せとは限らない。
「透明なゆりかご」も「健康で文化的な最低限度の生活」も社会問題にまっすぐに取り組んでいた真摯で誠実なドラマでした。
透明な~は映画を観ているみたいでした。シーズン2制作して欲しい。
夏から秋にかけて切ないドラマ群だったなあ。
赤ちゃん産んでハッピーエンドじゃなくて
産むまでの過程、産む産まないの選択、産んでからの生活
親子、家族、周りの人たち
助けてくれる人たち
秋の、深い青の、うろこ雲の空を
くるりを聴きながら眺めました。
連休中に京都のギャラリーに搬入に行った帰りに偶然にもくるり主催の音楽博覧会に遭遇したんです。しばし音漏れで参加してきました。
私は大阪を住む町として選んだ。
たぶんきっとこれからも大阪で生きていく。
私にとっての幸せな生活ってなんだろうなあ、と考える。
考えることも趣味だから楽しい時間。
生きる場所。
居場所。
約10年前の結婚を期に大阪に越してきた。
「人が居場所」だと感じるようになった。
実家を出るまでは、血の繋がった家族のいる家が居場所であるべきだと思い込んでた。そう思わなければならないのだと自然に刷り込まれてた。
だけど違った。
信頼できる人たちが居る場所。
私の全てをさらけ出せる場所。
弱音も愚痴も悪い面もぜんぶ出せる場所。
寂しかったんだ、ということを認めてからラクになった。
友だちなんかいらないやと思って生きてきたけど
ほんとうは寂しかったんだ。
実家にいたときよりもずっと心が軽い。
大阪に来て写真の展示をするようになって
様々な価値観の様々な生き方の人たちに出会った。
詩も。朗読も。
人と出会わせてくれた。
好きなことを隠さず、口に出して
発信してたらいつのまにか周りに合う人たちが居た。
苦手な人に出会っても
あのひとはああいう価値観で生きてるんだなあって離れたところから見られるようになった。
寂しがりなわたしは
独りが好きで
たまに友だちと会って
家にいるときもだいたいは独りで何かして
でもそばには夫がいる
たとえ結婚していなくても
友だちがいるから生きていける。
大阪に執着があるわけでは無い。
いつでもどこかへ行ける。
合う人たちが居るからここに居る。
生活してる。
生きてる。
必要最小限のお金だけで最低限度の結婚生活を始めました。
苦しい時期もありました。
いまも裕福とはいえないけれど
10年前と比べると
ライブも映画も行けるようになった。
漫画も雑誌も小説も買えるようになった。
がんばれたのは周りの人たちの存在のおかげ。
好きな時間に好きな仕事をしつづけていられるのも夫の支えのおかげ。
もし夫がいなかったら毎日何時~何時だけ仕事、あとは家事。
というふうにきっちり仕事とプライベートを分けて時間を組み立ててた。
(この仕事はしてないとおもう)
好きなこと、嫌いなこと、得意なこと、苦手なこと、出来ること、出来ないこと
をはっきり提示しているうちに
受け入れてくれる人が周りに自然に集まってて
幸せな生活を送っています。
たとえばね、友だちとご飯いきます。
「アベちゃんは取り分けるのとか苦手やから何もせんくてええよー」
って笑って言ってくれる。
そのかわり、私は出来ることをする。
全員のスケジュール確認とかお店予約とか。
私がしているのは
無理をしない。
自分に嘘をつかない。
の二つかなあ。
いま、ここに居る理由。
生きていられる理由。
ひとが居場所。
自分で選んだ生き方。
でも、好きなことを仕事にしたと言っても
それなりの覚悟を決めて働き始めた。
安定しない仕事なのは重々承知のうえで。
ぜんぶ一人でやっていくのは性に合ってる。
ということだけ分かってた。
んで働いてみて一番分かったのは「体調管理が一番大事」ということ。
基本に立ち返った。
寝不足は感覚が鈍るし。
喉の調子悪いとセッションできないし。
無理をしない。
自分に嘘をつかない。
プラス、
体の声に耳を傾ける。
これからも好きな人たちと関わって
好きな仕事をして
身体と心を大事にして
生きていく。
寂しさと覚悟を持って。
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阿部
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